43歳で免許取得した発芽チェンマイです。
最初、「この歳になるともう無理なんじゃないか」と不安になりましたが、実は40代の運転免許取得は若い人より有利だと実感しました。
反射神経、記憶力、もちろん衰えています。でも免許は取れるんです。それも若い人より余裕をもって。
なぜならば40代(以降)の方々は様々な宝物を持っているからです。
宝物1:助手席歴が長い
40代ともなると運転ができなくても車に乗ることがたくさんあります。私の場合はこの助手席経験がとても役に立ちました。
教習車を運転しながら「ああ、あの時の舌打ちはこれか…」と思ったり、「そうそう、こういう時は先に行っていいんだよねー」と分かったり。先生の説明も理解しやすかったです。
宝物2:事故についての知識がある
講義では何度か「桜塚やっくん」の事故が取り上げられました。
有名な事故でなくても、身内や友人知人が事故にあったり、駐車違反やネズミ捕りにあって、なんて話はしょっちゅう耳に入ります。
当事者の「気を付けたんだけど、こう来ちゃったんだよなあ」などの経験談や、罰金の支払い方などのリアルな話を聞いた経験は、学科や路上教習に必ず役に立ちます。
宝物3:お金と時間の大事さを知っている
20代でも勿論知っている方は知っていますが、40代ともなるとこれはもう、身に染みて知っているのです。
教習を受けられるのには期間が定められていて、オーバーすれば料金がかさみます。また教習所は遅刻に厳しいです。社会人ならば時間厳守は当たり前ですね。
社会の厳しさを知っている40代であれば、効率よく「運転免許取得というプロジェクト」をこなすことができるはずです。
宝物4:とにかく目立つから教官が覚えやすい
部屋の片隅でおとなしくしているつもりでも、圧倒的なヤングの集団の中で40代は目立ちます。「あ、同世代がいる!」と思ってよくみたらペーパードライバー講習の受講者だったりして。やはり少数派なんです。
仕事をしながら、子育てをしながら免許取得に挑む人を教官はいつも見守ってくれています。教習所内でもこまめに声をかけてくれるので質問もしやすいです。
スクールバスの運転手さんや免許センターの職員さんまで労ってくれます。そうです、高齢者にはみんな優しいのです。
もう遅いなんて思わないで教習所へ!
「きんさん・ぎんさん」のぎんさんの娘さんは58歳で免許取得したそうです。すごい!
私は教習所の受付で「40代の免許取得は苦労しますか?」と聞いてみたところ、あっさり「そんなことないですよ、何人も来てますし、皆さん一般的な時間で卒業しています」との回答がありとても心強かったのを覚えています。
40代でもコミュ障でも大丈夫です! 免許取得の時期を逃して迷っている方がいたら、まず教習所へ行ってみてください。アポなしでも大丈夫ですよ。
免許取ったらカーシェア!