入退院を繰り返す父の闘病も2年目に入り、お見舞いの際の差し入れにはいつも頭悩ませます。
私だったら、スマホ一台あれば一日暇つぶしてるけどなーと思うのですが、父親の喜ぶものってよくわかりませんね。できれば「すごいものもらった、イエーーー!!」ってなってほしいんですけどね。
以下、当たりだったものとそうでなかったもの。
ポータブルテレビ
これは喜ばれました。病院のテレビカード高いですからね。
家電量販店ではこの手のものがあまりなくAmazonで入手しました。
特徴としては小さくて、軽くて、安いです。
最近の電子機器が操作できない父でも大丈夫でした。病院の庭のベンチに座って笑点を楽しんだそうです。和みます。病室でも電波が入りました。窓のある部屋なら窓際でなくても見ることができました。
マッサージ機器
まさかのレッグリフレです。私のお古ですが「こういうの探してたんだよー」と意外にも大喜びされました。
パナソニック エアーマッサージャー レッグリフレ ひざ/太もも巻き対応 温感機能搭載 ルージュピンク EW-RA98-RP
- 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
- 発売日: 2018/05/01
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説明書が無くても使えたようで「下半身がガンダムのようだよ」とご満悦でした。しかし、私もそうでしたが段々億劫になってくるんですよね、装着が。なので最近は箱に入ったままです。でもまあ面白がってくれました。
減塩食品
これもたくさん送りましたね。ゴマ塩ばっかり食べていると聞いたのでこの減塩ごま塩を箱で送りましたが、ほぼ使われず残っているそうです。
この手の食品については、調理するのは母で、食べるのは父なので、離れて住んでいる者があまり出しゃばれない領域かなあと思ったものです。
このチョコも箱で送りました。食べていたみたいだけど、普通のチョコの方が好きなのかもなー、余計だったかなー。食べ物は唯一の楽しみなので難しいです。
マンガ
完全に外したものです。
父が肝硬変と分かってすぐに渡しましたが、たぶん読んでいないと思われます。
父は確かにアルコール性肝硬変ですが、悪い酒飲みではありませんでした。むしろ私は酔った父が好きでした。だからこの漫画の家族と我が家は全く似通ったところがありません。バケモノにもなってないのに、父に何かを台無しにされたこともないのに、肝硬変と分かってすぐにこの本を渡してしまったことを少し後悔しています。
この本は今、父の本棚にしまってあります。やはり親族や友人が送ってくれた、でも読まれた形跡のないアルコール性肝炎関連の本と一緒に。
アルバム
孫の写真集を作ってあげました。一番喜びました。当たり前か。
普段はあまり写真も撮らず現像もしないのですが、張り切って130枚まとめてプリントしました。フォトブックにしたかったけど、マメさもなく普通にプリントしてアルバムに入れました。もっと前からこういうことすればよかったです。
父はだんだん食欲も減り、寝ている時間が増えました。もう、モノを渡して喜んでもらう段階ではないのかもしれないけど、今度は美味しい和菓子でも持っていこうかと考えています。たくさんたくさん持っていきたいです。