団地の自治会になじめないシングルマザーの発芽チェンマイです。
団地の人間関係にうんざりしていたところ、近所に良い物件が見つかったので思い切って戸建てを買うことにしました。
ただし「近所の良い物件」は 再建築不可物件 でした。
■再建築不可物件とは
現在の建物を壊して、新たに建築ができない物件
建築基準法で定められており、間口が道路に2m以上接していない物件
でも、私にとっては良い物件だと思いました。それは5つの理由からです。
リフォームはできるので
建て替えはできなくてもリフォームは問題ありません。(リフォーム費用に幾らかけるかはまた別の話ですが。)
元サッシ屋の父親に細かくチェックをしてもらいましたが、建物に根本的な問題はなさそうとのこと。しばらくそのまま使わせてもらおうと思います。
子供の学区だったので
今住んでいる所と同じ町内だったのが決め手でした。小学校も中学校も近いなんて、それ以上なにを望むでしょうか。駅からも比較的近いのも魅力的です。
行き止まりが好きなので
公道から細ーい道を入ったつきあたりにその家はあります。行き止まりです。
世の中には「行き止まりマニア」も居るそうですが、私はマニアを名乗るほどの者ではございません。でも好きか嫌いかで言えば大好物です。もうそれだけで欲しくなりました。
安いので
再建築不可なだけに安いです。
相続物件で「早く手放したい」という売主さんの意向もあってか安いです。
他の物件に比べても安すぎて、目を疑って思わず問合せをしたのがきっかけでした。
親のOKが出たので
「家買おうと思うんだけどー」と電話したら、翌日両親が実家から飛んできました。きっと騙されていると思ったのでしょう。私にとっていくら魅力的な物件でも、この二人が心配して反対するようだったらやめようと思いました。
父の見解は「死ぬまで住み続けるならOK、ちょっと住んで売るつもりならNG」でした。再建築不可だし建物も古いしね。
優秀な担当営業さんのおかげで、購入希望価格も売主さんと折り合いがつき、年末ですが来週契約に行ってきます。
両親は喜び、私はホッとしていますが、カツオ(娘・小5)だけはムスッとしています。「2階建てなんて、ひとりでいる時に2階に誰かいるかもと思ったら怖くて仕方ない」だそうです。こちらのケアをしっかり行わないとなあ…。