年金事務所(社会保険事務所)から「健康保険及び厚生年金保険被保険者の資格および報酬額の調査の実施について」というお手紙が来ました。
要約すると「書類をたくさん印刷して社会保険事務所にこの日時に持って来るように」という内容。さすがお上、上からです。
担当者の心境は「なんにも悪いことしてないけどすっごく怖い」
そして「なんで紙で持ってこいっていうのかなー、だいたいそっちにデーターあるじゃん」てとこです。もやりながらも渋谷まで行ってきました。
ほんとうに必要な書類はこれ
年金事務所がもってこいと言って見もしなかった資料
- 労働者名簿
- 雇用契約書
- 個人別所得税源泉徴収簿
- 就業規則
- 月変等通知書
印刷代もったいないでしょうが、ゴラア!(#´゚Д゚)
使った資料
- 賃金台帳
がっつり使いました。必要な項目は一ヶ月の勤務日数、勤務時間、控除前の総支給額、標準月額報酬額です。
- 源泉所得税領収書
もうこれね…。
うちは源泉税の支払いをe-Taxからのネットバンクで支払っています。この場合領収書ってどうなるの?! 年金事務所に電話で聞いても要領を得なくて大変でした。
結論として必要な書類は「所得税徴収高計算書(納付書)」です。
そして年金事務所が欲しい情報は「所得税を支払った人数」だそうです。
最初からそう言えー! 領収書じゃなくて納付書じゃーー、ゴラア!(#´゚Д゚)
- 算定基礎届
保険の加入未加入のチェックと、月額報酬が正しいかを調べてました。
つーか、算定基礎のデータは年金事務所にあるじゃん。
こんなことを聞かれました
最初にひたすらヒアリングです。資料いらないじゃんってくらいヒアリングです。
聞かれたこと
- 会社概要
- 業務の内容
- 就業時間
- 休憩時間
- 試用期間と保険加入のタイミングについて
ここでしどろもどろになると面倒です。
隣のテーブルで休憩時間について「うちは休憩は交代で好きな時間に取るんです!」と何故か怒っていたご婦人がおりましたが、はっきり言って時間の無駄です。多分その後、就業規則を出して休憩時間について確認することになるんでしょうね。
つっこまれないんで無難に答えましょう。無駄です。
どうやら明らかな間違いを発見するための調査のようで、つまりは実務を周知した担当者が出頭するのが良いと思われます。総務任せの社長さんとかが行くとボロガデルヨ。
所要時間
20分弱でした。時間より早く到着したら10分前倒してくれました。
うちは人数少ないので念入りに賃金台帳を見ていたのかもしれません。従業員500人とかの企業だとどうするんだろう。逆にかんたんに見るのかな。
年金事務所にお願い
会場にシュレッダーをプリーズ。うちはペーパーレスを目指している企業なんで…。
まとめ
書類を揃えるのが面倒なだけな恐るに足りない調査です。
呼び出されるのも嫌だけど、会社に来られたらもっとヤダ。じゃあおとなしく出頭しましょうかね。しかしほんと暇なんですね。
帰りに宮下公園でピカチュウ見つけました。