決算期の管理部長、発芽チェンマイです。
今年は黒字が出ようとしています。黒字が出るってことは法人税をたくさん払わないといけないという事で、いわゆる法人税対策に頭を悩ませています。
その一環で、普段は年明けに行う健康診断を11月中に行うことになりました。急なのでいつものクリニックは予約とれず近所の空いているクリニックを予約しました。社員からは不満が上がりましたが説得しました。だって法人税払う現金なんてどこにもないのよ!!
6年前に乳首を引っ張られたことのあるあのクリニックへ
あれは6年前、今の会社で初めての健康診断に行った時のこと。
「では聴診器あてますよ、上に来ているもの全部脱いで」
とそのおじいちゃんは言ったわけで。なんで?聴診器なんて検査着の上からあてればいいじゃん、やだよ、レントゲンとるからってノーブラなんだよ今。
とか考えているうちに、おじいちゃんが検査着の紐をほどきだしました。なんで? 医者ってそこまでやるの? だから検査着の上から聴診しなよ!
おじいちゃんが紐をほどいて、検査着のあわせを開こうとしたとき、
「あっ、引っかかっちゃった!」と言って私の乳首をつまみました。
お前、絶対わざとだろう…。来年から健診クリニック絶対に変えてやる!
そして翌年からは決して乳首を引っ張られない、しかしちょっと遠方の病院に健康診断をお願いすることにしました。福利厚生の充実という名目の私の一存です。
しかし今年は仕方ありません。まともに法人税払ったら会社は潰れてしまうかもしれないのです。おじいちゃんは引退していることを祈ってセクハラ健診センターへ行きました。
今までのマンモグラフィー経験
私は今まで数か所の病院でマンモグラフィー検査を受けました。
上半身まる裸でいろんなポーズをして、乳を引っ張られるのですが、担当技師さんは女性なのでリラックスして受けることができました。
マンモグラフィーは痛い、という声を聞きますが、インフルエンザ接種のほうがよっぽど痛いと注射嫌いな私は思います。
普段から乳はマッサージしているのでよく伸びます。つきたての餅を切り餅用の袋に入れて伸ばしていく感じ、あんな風によく伸びた自分の乳を見るのは興味深いとさえ思っていました。はい、今日まではね。
マンモグラフィー検査技師が男性でもやることは一緒
さて今日のマンモグラフィー。扉が開いて男性技師が呼んでいます。どうやら他に技師はいない様子。初めてだ、男性技師のマンモグラフィー。
男性技師が「はい、上着全部脱いでこちらに来てくださいー!」と言ってます。
やだよ
「はい、腕上げて、体は私の方を向いて下さいー」
やだよ
「じゃ、ひっぱりますよー」
やーだーよーーーーー!!
いつもはしげしげと眺める潰された自分の乳を見る余裕もなく、両乳2方向、とても長い時間に感じました…。
マンモの技師の性別をクリニックに確認しなかった部長のミスです。痛い…。
おじいちゃんはご健在だった
そしてドキドキの問診。今年こそは乳首を引っ張られるものか!!
いくらレントゲン撮るからってノーブラになる必要はない。そう考えてユニクロのノンワイヤーブラを付けていきましたが結果はNG。男性も検査着の下に肌着を着たらダメだと言われていたので、この病院はとにかくノーブラ派なんでしょう。
びくびくしながら診察室の扉を開けると比較的若い男性がいました。
「あれ、おじいちゃんは引退されたんですか?」と聞いたところ、「いや、今日はたまたま休みでね、僕は代理なんだよ」との回答。
おじいちゃんご健在だったとは!! ふうー、あぶなかったー、と安心していると若い先生が「聴診するから検査着の中に聴診器入れるよー」と検査着のあわせから聴診器を入れてきました。
だから聴診器は検査着の上からでも聴こえるって!! で、なんであんたも聴診器をのぞき込んでいるんですか! 見なくてもいいでしょう、聴きなさいよ!!
代理医師はやはりおじいちゃんの代理…。決算前の非常事態でももうこの病院には頼まない、そう固く決意した部長でした。
もしかしたらこれって着たまま検査ができるってやつ…?